第4回 日本メタルフリー歯科臨床学会学術大会

投稿者: | 2012年12月6日
第4回日本メタルフリー歯科臨床学会学術大会(1)平成24年11月18日 第4回 日本メタルフリー歯科臨床学会の学術大会が日本大学歯学部 1号館4階大講堂で開催されました。
先日、NHKテレビ報道で関心が高まっています金属アレルギーは、口腔内の金属がイオンとなって溶け出すことによって局所粘膜だけでなく全身的にも皮膚疾患を発症させます。長期にわたり悩まれている患者さんが全国に多数います。本学会は、金属一辺倒で行なわれてきた過去の歯科修復治療を見直し、金属を使わず、より生体にやさしい歯科医療を国民に提供するために基礎・臨床及び医師との連携等を含めた議論と実践をしている学会です。

シンポジウム-1では、「メタルフリーの可能性を追求する」のテーマで3歯科大学の教授の基礎学問の講演があり、シンポジウム-2では、「メタルフリーが変える歯科治療の新たな方向」をテーマに3開業医が日常臨床からの演題で講演がありました。
シンポジウム-2で当院副院長が「審美修復治療をメタルフリーで行う実際」の演題で講演しました。
~ 講演抄録 ~
メタルフリー治療は審美回復だけでなく顔貌、歯周組織、顎口腔機能と調和することにより長期的な予後を確実にします。
今回、審美修復治療を行なう上で重要となる、審査、診断と治療計画の立案から私が日常診療に導入しているメタルフリー対応の各種修復システムを如何に活用して治療のゴールに至るまでを単純な症例から複雑な症例を通して述べさせて頂きます。
第4回日本メタルフリー歯科臨床学会学術大会(2) 第4回日本メタルフリー歯科臨床学会学術大会(3)
▲学術大会プログラム(左)。副院長はシンポジウム-2で講演しました(右)。
第4回日本メタルフリー歯科臨床学会学術大会(4) 第4回日本メタルフリー歯科臨床学会学術大会(5)
▲日本メタルフリー歯科臨床学会から感謝状を授与しました。
第4回日本メタルフリー歯科臨床学会学術大会(6)
▲院長は、シンポジウム-2の議長を務めました。
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  横浜市青葉区青葉台の川原歯科医院