1本の歯を失った時の治療法について

投稿者: | 2022年10月4日
第52回日本口腔インプラント学会学術大会が9月23〜25日に名古屋国際会議場で開催され、「単独歯欠損の治療法を再考する」の演題で発表を行って来ました。1本の歯を失った時にインプラントは、予知性の高い治療法として現在行われていますが、全てに有効であるとは限りません。

他の治療法には、両隣に歯を削って被せる従来法のブリッジ、隣の歯に接着させるブリッジ、取り外しする入れ歯、歯の移植、矯正の応用などがあります。中でも接着ブリッジは、歯を削る量が非常に少なく(削らないこともある)、長持ちする方法として見直されており、当院でも20年近く維持している患者さんがいらっしゃいます。患者さんの様々な状況に応じた最適な治療法を選択したいと考えております。

第52回日本口腔インプラント学会学術大会