2012 EAED(ヨーロッパ歯科審美学会)に参加して

投稿者: | 2012年6月10日
5月24~26日、EAED =European Academy of Esthetic Dentistryがトルコ・イズミールのチェシュメで開催されました。この学会は、今年で26回を迎え世界3大学会の1つと言われています。その学会から日本人で初めて、SJCD(Society of Japan Clinical Dentistry)最高顧問の山崎長郎先生が演者として招聘され、会員として私も参加しました。
今回は、「Failure Teaches Success」をメインテーマとし、審美修復治療、外科、インプラント、矯正、咬合、歯周病等々の各セクションに分けての講演内容でした。
山崎先生は、患者さんの口腔内を状態別(有歯顎、無歯顎、正常歯列、歯列不正等々)に分類し審美修復治療を成功させる鍵として、正しい術前の診査、診断から、各マテリアルの選択基準、専門医との有機的な連携を挙げ、その為には、どのように治療を進めていくかを詳細に話されました。それに対しヨーロッパ各国の歯科医師からの熱心な質問内容から、その圧倒的な症例数の多さとクオリティの高さは、世界レベルであり、講演終了後の大きな拍手に高い評価を得たことを実感しました。
参加して、世界のトップクラスの歯科臨床を肌で感じることができる貴重な経験をしました。たくさんの刺激をもらい大きな収穫を得ることが出来ました。また明日からの診療を頑張りたいと思います。

川原歯科医院 副院長 川原淳


2012 EAED(1)会場入り口で演者の山崎先生たちと
▲会場入り口のプログラムの前で、左より、岡口先生、演者である山崎先生と一緒に
2012 EAED(2)初日早朝の会場で
▲初日早朝の会場で
2012 EAED(3)質問に答える山崎先生
▲講演後のディスカッションで会場内の質問に答える山崎先生
2012 EAED(4)サーティフィケイト
▲2012 EAEDサーティフィケイト
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  横浜市青葉区青葉台の川原歯科医院